アトリエ 7

ペーパークラフト今昔

だれでも出来ます

たかが紙細工と侮る勿れ。一枚の紙だけでもこんな技をお見せする事もできます。こんな作品がたった制作原価10円足らず。なんとリーズナブルな趣味でしょう。そんなお手軽な愉しみを、銀座一等地で体験出来ます。六月は愉しみです。

 

http://087087.com/shop/chair_list.php?sid=605

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私のは「紙技」七条先生のは「神業」でした。

いよいよ! 
ペーパーアート教室G 開始まで30日です。いま私は人生でもっとも愉しい時間を過ごしているのかも知れません。 
明日に向って希望を見つめている事は愉しいものです。 
ペーパーアートと云う言葉は、昔クラフトの仕事で一時ですが、お世話になった、関西の作家「七条けんじ先生」が作ったネームです。あまり使用する方がいらっしゃらないので、無断で拝借です。七条先生(故人)は、とうにお忘れで雲の上か、蓮のお華の台(うてな)でクラフトをお作りになられて居られるかも知れませんが、確か、三十五年程前に笹塚の東京事務所にお伺いしました。お部屋に入って驚くのは部屋中の棚という棚には処狭しとは此の事。膨大な量のペーパークラフトの作品の山、また川が流れ、ペーパークラフト界の「手塚治虫」的スターだったと思います。アニメ程脚光は浴びませんですが、様々な物を紙でお造りに成られ、NHKにも番組でお出に成られていらっしゃった。とお聞きいたします。私のは「紙技」七条先生のは「神業」でした。

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見つかりました

見つかりました。 
三十年以上前の作品です。このSLの作品は、紙のクラフト本体は私で、表面の書き込みが七条けんじ先生の作でした。 
いまこんな作品が長い歳月を越えて、ひょいと出て来るなんて信じられません。しかし、物持ちが良いですね。我ながら驚いちゃいます。本当は先生は「心ならずも」だったのです。 
ご自分がクラフト本体を制作し、塗り絵は誰でも良かったと思うんです。先生のお心が今に成ると痛い様に判るんです。 
あ、年かな。

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ハンドメイドの世界!愉しみませんか!

ペーパーアート教室を始めました。 
日本には元々「折り紙」の文化が有りました。 

7世紀初めに大陸から紙の製法が日本に伝えられたのち、日本人の工夫によって薄くて丈夫な紙、「和紙」が生まれました。はじめ写経や記録が紙の重要な用途でしたが、神事にも用いられるようになり、神への供物など様々なものを紙で包むようになりました。やがて供物や贈り物を包んだとき紙に折り目がつくことに着目して、包みを美しく折って飾る儀礼折が生まれてきます。(ネット引用)その伝統から、最近では日本人の文化「包む/ラッピング」が海外でも関心を生んで居る様です。 
戦後、高度成長と共に、大手銀行、製薬会社等が、ノベルティ(1 目新しい趣向をこらした商品。主に若者向きの小物。 2 宣伝のために会社名などを入れて配付する贈呈用の品物。)として子供向けに厚紙の反面に広告、裏面にペーパークラフトとして、細事物や,動物のペーパークラフトを刷り込んだ物を印刷、広告、関連の代理店が開発しました。その後紙媒体が廃れ、企業でも余り、目を向けなくなりましたが、それでも、手先の器用な日本人に続く「折り紙」と共にノスタルジックな感触の「ペーパークラフト」は以外と目立たない乍らも、その魅力に虜になる人々も多い様です。 
最近は高齢化社会と共に、手先の作業は脳神経の劣化防止にも良いとの関心も有る様です。私渡邉憲三も二十代の頃にデザイナーとしての傍らに「ぴぽ社」という代理店に勤務し、デザイナーの仕事としては希な、クラフト作りで、大手の印刷会社の間を訪れる時代が有りました。その当時「七条けんじ氏」と云うペーパークラフトの神様か鉄人かと云われる「雲の上」の方の東京事務所にも数度共同の仕事でお伺いした事も有りました。 
その後、クラフトも携わったり止めたりで、3回程教室を開催した事もありました。しかし、クラフトと云っても、作品として趣味の段階を越えない内は、中々人にその面白さを伝えても、断片的に終始するものです。昨年、縁あって横浜山下公園脇の喫茶店で「CGの個展」を開催し、「枯れ木も山の賑わい」とばかりに、ペーパークラフトも一緒に並べて見ました。 
以外と紙製の「ピアノ」に脈が有りそうでしたので、デザインの仕事を退職する機縁で、新しい人生再出発に此の「ピアノ」の売り込みを試みました。 
思わぬ事でしたが、六本木一丁目駅の「サントリーホール」向いの「アークヒルズ•カフェ」様のご好意で店内に私の作品が常設で展示戴く機縁を戴き、続く平成二十六年六月から日本カルチャー協会様の講師として「ペーパーアート教室G」の講座を月二回受け持たさせて戴く事に成りました。 
是迄も多くの方がペーパークラフトに「熱」を上げられて居られますが、多くは単品としての作品が多い様です。 
私が目覚めた様式は、是までの事に囚われず、多彩な展開を考えて、今迄に無い使い方を展開しています。 
是から一緒にペーパーアートを制作したいと云う方の新しい夢に拙い乍らもサポートさせて戴き、新しいジャンルとして発展させて戴ければ幸いに思います。

 

http://087087.com/shop/chair_list.php?sid=605

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